テキトーライフハック
年をとるごとに、劣化していく「美的要素」は
同じく劣化してくる、健康状態の影響を大きく受けることになります。
そして、こと女性にとっては「女性ホルモン」が大きな影響を与えていることは
当サイトでも繰り返し解説しており、また広く知られていることでもあります。
そしてその中でも、女性ホルモン・それによる健康状態・結果的な美的要素
その核を担う<女性ならでは>の変化に、「生理」にまつわる症状の変化があります。
30代半ばから、顕著になっていく生理の症状の変化というのは
「更年期障害」の症状の1つとしても、数えられるものであり
減少していく女性ホルモンの影響を受ける、最たるものであると言えます。
まず第一に、年をとることで<生理のサイクル>が乱れていきます。
いわゆる「生理不順」と同じ状態が、慢性化すると言えます。
これは避けることができないことであり
老化現象、それに伴う生理現象として正常な反応でもあります。
約1ヵ月(28日)周期で起こっていた生理が、35日周期になり
やがて40日、2ヵ月に1度しかこない、という状態になり
最終的には<起こらなく>なり、これが「閉経」と呼ばれるものです。
と入っても、現在は閉経の時期が遅くなっている傾向が見られ
50歳を過ぎても、度々生理が起きることは珍しくありません。
これはつまり、<若さを保てる時期が長い>とも言えます。
「美魔女」という言葉に象徴されるように、と昔前に比べて
<若い(年齢を考えれば)>女性が増えていることは、よく言われることでもあります。
変化していく生理の症状ですが、その内容としては<重くなった>人もいれば
<軽くなった>人もいて、個人差があるものであり<それほど変わらない>人も多いです。
ただし、「経穴の量の減少」ということ「1回の生理が長くなる」ということは
ある程度共通して見らえることであり、「少しの量がダラダラ続く」ことが特徴です。
このように<若い頃とは違ってくる>ことは、当然のことでもありますが
同時に「婦人病」と呼ばれる疾患のリスクも上昇しており
その症状によって、生理が乱れていることも忘れてはなりません。
女性特有の器官における、典型的な疾患として
これらは決して珍しくない症状であり、「子宮筋腫」は20%の女性が発生すると言われ
特に30代後半~40代が、最も患者数の多い疾患です。
程度によって対処が大きく異なる症状ですが
大きい・多い場合には、子宮全摘出が必要になることもあります。
これらの症状は、「子宮がん(けいがん)」に関わることも心にとめておきましょう。
性ホルモンの乱れは、自律神経の乱れにつながるものであり
これこそが、各種更年期障害の症状の原因と言えますが
それによって、身体的なトラブルだけでなく
「情緒」に対する、悪影響が見られるものになります。
これらは、若い頃から「生理前・中」に見られるものであり
更年期というのは<慢性的に生理前・中の状態になる>時期と言えます。
もともと生理が思い・情緒が乱れがちだった女性は
より顕著になることもあり、注意が必要になります。
また場合によっては、「楽になった」という女性もおり
こればかりは、どう変化するか未知なものと言えます。
加齢に伴う、女性ホルモンの減少による症状というのは
<減ってしまったホルモンに体が慣れるまで>がつらいものであり
<少なくても大丈夫>になるまでの辛抱と言えます。
「時間の経過」が最も大きな改善要素となりますが、
できるだけ軽くするためのアプローチも、しっかりと取り入れるべきです。
その中心となるものはやはり食生活であり、減少していくホルモンを補ってあげることで
より緩やかな・体の負担の少ない減少を意識することが大切です。
生理が特に重い女性を中心に、若い頃から頭痛薬・鎮痛剤といった
市販薬を服用していたり、婦人科に通って処方してもらっている女性は多いです。
そして同じように、痛みの改善・対策のための
「生理サプリ」と呼ばれるアイテムも、数多く販売されています。
主に「ハーブ」といった成分で、自律神経の乱れや
痛みの素となる要素を、軽減することが目的であり
それらの成分が、一定の効果をもたらすことは事実です。
特に「PMS(生理前症候群)」と呼ばれる、上記したイライラ・抑うつに対し
効果的あるとされ、年代関わらず利用者も多いようです。
ただし、更年期の生理にまつわるトラブルは
<女性ホルモンの減少>という、確かな原因が分かっているものであり
そのため「更年期サプリ」といった、女性ホルモン成分を含む
アイテムの利用の方が、有効であるとも考えられます。
「アロマ効果」も「女性ホルモン成分」に関しても
いずれも有効なものであり、試してみる価値はあるはずです。
「結果」は「原因」から改善していく
減少するペースが、急激であればあるほどに
体はついていけなくなり、つらい症状が現れがちです。
そうならないためには、緩やかに着地させてあげるべきであり
30代後半からは、より意識して取り組むべきものと言えます。
言うまでもなく、年をとることで肌質が劣化していくこと
調子が悪い日が増えることは、女性ホルモンが減少した(原因)ことによる
保湿能力の減少(結果)であり、根本的解決策を考えていく際には
やはり<減ったものは補う>ことが、何より大切ななアプローチと言えます。